部屋に上がると、テーブル一杯に並べられた料理、そしてビール
高校一年生にしては、とても上手な夕食だった。
父親はバンドボーイで、毎晩キャバレーに。
二人暮らしが、どのくらい続いたのだろうか、、。
中学時代の明るい雰囲気からは、想像できなかった生活。
卒業して、偶然の再会。
わずかな時の流れが彼女を妙に大人っぽく成長させていた、。
何と、言うべきだったのか、、。
伝えたいことがありすぎたが、伝える必要は、彼女の為にはない、と巡り巡る。
こんな再会が人生にあるとは、あきれた。
ままにならない青春の時を背中に感じながら、どのくらい歩いたのか。
こんなに優しくされるなんて、。でも引き返せない。僕はまだ子供だから。サヨナラ。