浜田省吾の「路地裏の少年」は、貧しい無力な彫って置けないが、どこか純な気持ちを持ついい奴だった。路地裏に棲むのがお似合いで、日雇い労働をたまにして、あとは好きな本を読んだり、ギターを弾いたりしている。1970年代の若者の姿だ。が、左派だが、学生の集会にもいかず、道端でヤクザとすれ違うと肩を窄めて少し小さくなっていた。右派は、三島由紀夫を師とし、いきなり天皇を仰ぐ所以、理解が難しかった。左派の右派は、これは会社の中に存在した。読売新聞にいながら、左派であることで差別化を図る。が、さいごは、右派として経営者にもなる才能を持っていた。ノンポリは大人信じない拒否症。アメリカが好きだが芯からはしんじてない。とにかくちゅうごくの文化、思想を信じない。性には惹かれるが、健康人間ではない。病的であることが、健康とした時代だ。