カレー仙人高野のブログ こんな話、信じますか?

漁師を真剣に永くやっていると、魚影の群れ声が聞こえてくる時があると言う。いても立っても居られず、海に漁にでてしまうそうだ。こんな群れ声を僕も一、二度聴いたことがある。20年前のクリスマス・イブの夜だった。午後9時くらい。若松の海から河豚の群れ声が聞こえて来た。即、振込ザオとアオケブを用意して、岩屋に向かった。第一投から5分後、穂先がうねり、竿に魚信が伝わって来た。なんと、40センチの虎河豚が上がった。即、知り合いの寿司屋に河豚を絞めて持っていった。
 次の日も夜9時くらいになると、また河豚が岩屋にいるのが解り、即行った。10分も経たないうちに、魚信がきた。昨日と同じ位の40センチの虎河豚だ。また、知り合いの寿司屋に持って行った。魚屋で買ってきたのだろ?と、2日連チャンの虎河豚を疑っていたが、捌いてくれた。クリスマスだから、神様のプレゼントだ、とも言われた。こんな偶然的な天からの贈り物は、二度とないだろう、と思い出すばかりだ。魚が貴方を呼んだのだ、と言う人もいたが、多分そうだろうと僕も思っている。

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